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021. ペンタートイツ・カンタートイツ

以前お話しした複合形(019.受け入れ枚数)のうち、ペンタートイツとカンタートイツの整理の仕方についてお話します。

図1

3万4万5万7万8万9万3筒5筒7筒1索1索2索5索5索  ドラ 南

まずペンタートイツ(ペンチャンとトイツがくっついた形)の場合です。

実は、ペンタートイツは、大抵の場合トイツにしておけば良いのです。

図1ならば、1索1索2索がペンタートイツです。

ここでは、やはり2索を捨てて1索をトイツにする方が良いでしょう。

タンヤオにはなりにくいので、ここはピンフ狙いです。

しかし、1索を捨てても最後にペンチャン待ちが残ってはピンフになりません。

ここからピンフを作るならば、5索4索6索が来てリャンメンになるのを待つ方が良さそうです。

また、5索がリャンメンになれば、そのときのアタマは1索ですね。

そのためにも、ここで1索を捨てない方が良いのです。

ペンチャンは一手でリャンメンにならず、タンヤオやピンフも狙いにくくなる悪い形なので、なるべく作らない方が良いのです。(005.ペンチャンとカンチャン

図2

6万8万8万4筒6筒6筒2索3索4索9索9索中中中  ドラ 南

続いてカンタートイツ(カンチャンとトイツがくっついた形)です。

この場合は、アタマの候補が2つになるように、8万6筒を捨てると一番テンパイしやすくなります。

どちらを捨てるかは、その後リャンメンになりやすい方を選ぶと良いでしょう。(006.カンチャンとシャンポン

8万を捨てた6万8万がリャンメンになるには、5万が来なくてはなりません。

一方、6筒を捨てた4筒6筒ならば、3筒7筒のどちらが来てもリャンメンにできますね。

そのため、図2からは6筒を捨てておく方が良いのです。

「最速のテンパイを組むための捨て方」が分かる戦術書、「受け入れ枚数理論」は、こちらで紹介しています。

■ペンタートイツはペンチャンにしないでトイツにしましょう。

■カンタートイツは受け入れ枚数と変化の多さで決定します。

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