トップページ > 対局部門 > 麻雀競技マナー > 017.推牌

017. 推牌

推牌(トイパイ)とは、自山が少なくなってきたら少し前に出して、相手がツモ牌を取りやすいようにしてあげる行為のことです。

上家の牌山にツモ牌がかぶっていると、ツモ牌を取りにくいですし、牌山を崩す原因にもなりやすいのです。

残りの牌山が少なくなったら、前に出して取りやすくしてあげましょう。

残りの山が少なくなったら
残りの牌山が少なくなってきたら、

牌山を少し前に出す
牌山を少し前に出してあげましょう

推牌するときには、なるべく自分の手が牌山にかぶさらないようにする方が良いでしょう。

手が牌山にかぶさり死角ができると、牌を入れ替えるズルをしているのではないかと、いらない心配をかけてしまいます。

手のひらを表にするか、一本指で、牌山を崩さないよう配慮しながら、推牌するようにしましょう。

手が牌山にかぶらないように
手が牌山にかぶらないように推牌します

それから、相手の牌山には基本的には触れない方が良いのです。

下家の牌山が少なくなってきた時に、推牌してあげる方もいますが、基本的には自分の山のことは自分でやってもらうようにしましょう。

また、ハイテイ牌を分かりやすいようにするためか、他人の牌山から持ってきて王牌にくっつけてしまう方がいますが、これもあまり良くありません。

槓が入ればハイテイ牌は変わるわけですし、むやみに牌山に触れないようにしましょう。

王牌を増やさない
他人の牌山から持ってきて王牌にくっつけない

麻雀競技マナー トップページに戻る