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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 001.二度受けについて
手を進めるときに、どこかのターツ(3枚1組の1つ前の状態)を切らなくてはならないことがあります。
そのターツが、待ち牌の多さに差がある場合(例えばカンチャンとリャンメン)や、手役が関係している場合は、それほど迷う事もないでしょう。
では、全部リャンメンの場合はどうしますか。
この場合は、“二度受け”になっているところがあれば、そこを捨てると良いでしょう。
“ニ度受け”とは、「2種類のターツに同じ待ちがある形」のことを言います。
(例えば、![]()
と![]()
など。どちらにも
待ちがある)
リャンメンには2つの待ちがありますね。
そのため、リャンメンが2つあれば、待ち牌は2+2で4つあるはずです。
しかし、二度受けの![]()
と![]()
の場合は、
、
、
の3つしか待ち牌がありません。
これは、どちらにも
の待ちがあるからです。
つまり、二度受けは、あまり良い形ではないと言えます。
図1
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ドラ
では、図1からは何を捨てると良いでしょうか。
ソーズは完成していますので、捨てるなら![]()
か![]()
です。(![]()
は![]()
のどちらが来ても、タンヤオ含みになるので、残す方が良いでしょう)
![]()
を捨てた場合、
はロスになりますが、もし
が来ても![]()
があるため![]()
![]()
で使うことができるので、ロスは
だけです。
一方、![]()
を捨ててしまうと、
が来ても
が来てもロスになってしまうのです。
確かに、![]()
を捨てて、ズバリ
が来れば![]()
![]()
の3メン待ちという良い待ちになります。
しかし、
や
が先に来てしまえば、結局普通のリャンメン待ちにしかなりません。
つまり、次の瞬間にテンパイしても、3メン待ちになっている確率は1/3しかないのですね。
そう考えると、やはり図1では二度受けの![]()
を捨てて、テンパイのしやすさを優先させる方が良いでしょう。
■二度受けとは2種類のターツに同じ待ちがあることです。
■二度受けはあまり良い形ではありません。