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068. サンショクについて

サンショクには、三色同順(サンショクドウジュン)と、三色同刻(サンショクドウコウ)の2通りあります。

通常、サンショクといえば三色同順を指します。

図1

3万4万5万7万8万9万3筒4筒4索5索7索9索9索  ドラ 西

さて、ここからは三色同順(以下サンショク)の話です。

図1を見てください。

〈345〉のサンショクが狙えそうですね。

さて、ここで3枚目の5筒が上家から捨てられました。

チーをすればテンパイですが、チーしますか?

これは、チーをしない方が良いでしょう。

サンショクは鳴くと1翻になってしまいますね。

チーしてしまうと、3索でしかアガれず、点数もたったの1000点。

鳴いたサンショクは、苦労の割にあまり得ではないのです。

5筒が少なくなっても、まだ2筒は残っているのです。

5筒を鳴かなければ、ピンフにはなるので最低でも1000点にはなりますね。

図2

3万4万8万9万2筒3筒5筒5筒7筒9筒4索6索8索9索  ドラ 中

続いて図2。

〈789〉のサンショクも狙えそうですが、何を捨てましょうか。

〈789〉のサンショクにするには、マンズ・ピンズ・ソーズの〈789〉の3メンツが必要になります。

マージャンは4メンツ作るのですから、〈789〉の3メンツ以外にあと1メンツあれば良いということですね。

すると、図2には〈789〉以外では3万4万2筒3筒4索6索と3つのメンツ候補がありますが、このうち2つは捨てることになってしまうのです。

それなのに、残るのは8万9万7筒9筒8索9索とペンチャンやカンチャンだらけです。

このように、1メンツもできていない端(123や789)のサンショクは、あまりこだわらない方が良いのです。

図2からは、ピンフ狙いで9索を捨てる方が良いでしょう。

サンショクならば、むしろツモ2索3索で〈234〉の方がありそうです。

■鳴いたサンショクは、あまり得ではありません。

■端のサンショクには、あまりこだわらないようにしましょう。

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