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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 079.リーチ後のアンカン
リーチをした後に、アンカンできる牌(4枚目の牌)を持ってくることがあります。
しかし、リーチ後には、アンカンできないケースが3つあるのです。(ちなみにプロの公式戦では、リーチ後は一切アンカンできません)
1つ目は「送りカン」と呼ばれるもので、図1のようなケース。
図1












 ツモ
  ツモ 
現在
 待ちで、リーチをしています。
待ちで、リーチをしています。
ここに を持って来ました。
を持って来ました。
このときピンズを

 と
と


 に見て
に見て をカンすることはできません。
をカンすることはできません。
リーチ後のカンは、ツモってきた牌と同じ牌しかできないのです。
2つ目は、「待ちが変わるカン」です。
図2を見てみましょう。
図2












 ツモ
  ツモ 
図2は、

 の3メン待ちですが、
の3メン待ちですが、 をカンすると
をカンすると のタンキ待ちになってしまいます。
のタンキ待ちになってしまいます。
このように、待ちが変わってしまうカンもできません。
最後に3番目。
一番わかりにくい「待ちの形が減るカン」です。
図3












 ツモ
  ツモ 
図3に を持ってきました。
を持ってきました。
カンをしても良さそうなのですが、残念ながらこれもできません。
なぜなら をカンすると、
をカンすると、 が来たときに
が来たときに
 +
+

 にしかできず
にしかできず

 +
+

 というカンチャン待ちが無くなってしまうからです。
というカンチャン待ちが無くなってしまうからです。
ピンズが

 でなく、
でなく、

 ならわかりやすいでしょうか(図4)。
ならわかりやすいでしょうか(図4)。
図4












 ツモ
  ツモ 
 をカンすると、
をカンすると、 でアガったときに〈789〉のサンショクにならないですね。
でアガったときに〈789〉のサンショクにならないですね。
以上3つをまとめると「シュンツ(順番の3枚1組)にも取れる可能性がある部分は、リーチ後にアンカンできない」ということになります。
見分け方としては、「トイツかシュンツに取ってもテンパイになる3枚の部分は、リーチ後にはアンカンできない」となります。
例えば、図3の でしたら、
でしたら、 をトイツで見ると、カン
をトイツで見ると、カン 待ちでテンパイになりますね。
待ちでテンパイになりますね。
なので、 はカンできないということになります。
はカンできないということになります。
■リーチをした後には、アンカンできない場合があります。
■シュンツに取れる可能性がある部分はアンカンできません。