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トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 034.多く持っている牌は危険
「リーチに対して自分で暗刻(3枚)にしている牌を捨てるのは危険」と言われます。
なぜなら、自分がたくさん持っているということは、相手は持っていない可能性が高く、そこが待ちとして残ってしまいやすいからです。
例えば、相手が
 と持っているとしましょう。
と持っているとしましょう。
その時、自分が を3枚持っていれば、残り少ないので相手の
を3枚持っていれば、残り少ないので相手の
 は完成されにくくなりますね。
は完成されにくくなりますね。
しかも、その相手には自分が持つ 3枚は見えませんから、特別な理由が無ければ
3枚は見えませんから、特別な理由が無ければ
 をそのまま残すことになります。
をそのまま残すことになります。
そのため、最後までこの待ちが残ってしまいやすいのです。
このことを考えると、実は暗刻の牌と同じように、そのスジの牌も危ないことがわかります。
上の例で言えば、
 と持たれていれば、
と持たれていれば、 のスジである
のスジである も危ないというわけです。
も危ないというわけです。
図1













 ドラ
  ドラ 
図1を見てみましょう。
もし、これが早い巡目ならば、将来危ない暗刻( )のスジである
)のスジである を先に捨てておく方が良いでしょう。
を先に捨てておく方が良いでしょう。
逆に終盤ならば、危険な は捨てずに
は捨てずに を捨てておく方が良さそうです。
を捨てておく方が良さそうです。
同じように考えると、自分で暗刻にしている牌の他に、ある人だけが多く捨てている牌や、誰かがカンをした牌のスジも、最後まで残りやすいので危険になります。
まとめると、「自分から見て多く見えているスジ」は危険と言えます。
自分から見てというのは、「自分の手牌」「全員の捨て牌」「他の人が鳴いた牌」「他の人がカンした牌」「ドラ表示牌」全てを合わせたものです。
例えば、ある人が を3枚捨てていて、自分の手牌には
を3枚捨てていて、自分の手牌には が3枚あるという場合、
が3枚あるという場合、
 のスジが8枚中6枚も見えているのですから、
のスジが8枚中6枚も見えているのですから、
 が入らず困っている人がいても不思議ではないというわけです。
が入らず困っている人がいても不思議ではないというわけです。
■自分にたくさんある牌は相手には無い可能性が高いです。
■多く見えているスジは危険になりやすいです。