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020. リャンメントイツ

前回お話したように、複合形(019.受け入れ枚数)はなるべく残す方が良いのですが、手が進めば捨てる場合もでてきます。

今回は、リャンメントイツ(リャンメンターツとトイツの複合形)について考えてみましょう。

図1

1万2万2万8万8万2筒3筒4筒6筒7筒7筒4索5索6索  ドラ 中

図1から1枚捨てるところです。

候補としては1万2万7筒といったところでしょうか。

受け入れ枚数から見てみましょう。

1万を捨てた場合

受け入れは、5筒8筒2万8万7筒の5種類。

受け入れ枚数は、5筒8筒が4枚ずつ、2万8万7筒は2枚ずつですので、4+4+2+2+2=14枚。

2万を捨てた場合

受け入れは、3万5筒8筒8万7筒の5種類。

受け入れ枚数は、3万5筒8筒が4枚ずつ、8万7筒は2枚ずつですので、4+4+4+2+2=16枚。

7筒を捨てた場合

受け入れは、2万3万8万5筒8筒の5種類。

受け入れ枚数は、3万5筒8筒が4枚ずつ、2万8万は2枚ずつですので、4+4+4+2+2=16枚。

以上から、1万を捨てるよりは、2万7筒を捨てる方が良いことがわかります。

これは、図1はアタマの候補が3つと、多すぎることからおきたのです。

アタマの候補が多いときは、アタマを減らすようにすると良いでしょう。

それでは、2万7筒では、どちらを捨てる方が良いのでしょうか。

2万を捨てると3万が来たときにはピンフになりますが、それ以外ではテンパイしてもペンチャン待ちになり、役も無くなってしまいますね。

一方、7筒を捨てれば、何が来てテンパイしても役有りになるのです。

3万ならピンフですし、それ以外なら必ずタンヤオですね。

よって、図1からは7筒を捨てるのが一番良いことがわかります。

このように、アタマの候補が多いときは、リャンメントイツのトイツを捨てて、リャンメンにすると良いことが多いのです。

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■アタマの候補が多いときはアタマを減らすようにしましょう。

■アタマを減らすときはリャンメントイツを捨てると良いです。

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