トップページ > 戦術部門 > 無料麻雀講座 > 043.基本的なリーチの考え方

043. 基本的なリーチの考え方

リーチはうまく使えば大きな武器になります。

しかし、「テンパイを教えてしまうのでアガリにくくなる」「リーチ後はアガリ牌以外全て捨てなくてはならない」などのデメリットもありますから、ちょっと考えなくてはなりません。

そこで、今日は、リーチの基本的な考え方についてお話しします。

図1を見てみましょう。

図1

リーチの判断表

縦軸には「待ち」と書き、待ちが良い場合、待ちが悪い場合に分けます。

横軸には「役(ドラ)」と書き、これも役(又はドラ)がある場合、役(又はドラ)が無い場合に分けます。

さて、そうすると4つのグループに分けることができますね。

それぞれのグループを見てみましょう。

まず、左上の「待ちが良くて、役(ドラ)がある」グループは「◎」になっています。

これなら、リーチをしても良いでしょう。

待ちが良いならアガリやすいですし、役やドラがあればアガリ点も高くなるからです。

逆に、右下の「待ちは悪いし、役(ドラ)も無い」は「×」。

この場合、リーチはしない方が良いですね。

待ちが悪いのではアガリにくいですし、役もドラも無いということはアガれたとしても、大して点数も高くなりません。

最後に、表の右上と左下の「△」。

これはリーチをしてもダメではないという意味です。

「待ちは悪いけど、役(ドラ)がある」は、役無しでぺンチャン待ちだけど、ドラが3枚あるなどという場合がそうですね。

この場合は、アガリにくいですが、アガれれば点数が高いので、リーチをしても良いでしょう。

また、「待ちは良いけど、役(ドラ)が無い」は、例えば、役無しだけど3メン待ちなどという場合です。

この場合は、点数は安くてもアガリやすいので、相手のチャンスをつぶすこともできるため、リーチをしても良いということになります。

■待ちが良くて、役(ドラ)がある場合は、リーチをしても良いでしょう。

■待ちは悪いし、役(ドラ)も無い場合は、リーチしない方が良いでしょう。

無料麻雀講座 トップページに戻る